「モデグラに小林誠さんのページが2ページあったので買ったらヤマトのページあったので感想を書くよ」
「何が載っていたの?」
「こら出る模型。メカコレ各種とガミラス艦セット4、1/500用オプション、シュデルグ、親衛隊ポルメリア、アナライザー、ドメラーズIIIなどだな」
「どれに注目?」
「そりゃもうアナライザー」
「どこのへんが注目?」
「1/12というスケール」
「それに何の意味があるわけ?」
「たとえば裏表紙にハセガワの机と椅子の宣伝が載ってるわけだがこれも1/12」
「そうか。1/12というスケールになった瞬間に世界が広がるわけだね」
「そうだ。ここで統一スケールの意味が出る」
「そういう意味で1/1000は統一スケールじないわけだね」
「そうだ」
「ではそれ以外の注目点は?」
「ドメラーズIIIは12960円。昔のHGHCデンドロビウム並みのキットを覚悟したが、それよりは安そうだ。買ってしまいそうだ」
「作れるのかよ」
「ワカラン。少なくとも作り方は変えねばならない」
「懸念事項は何かあるかい?」
「メカコレヤマトの雰囲気がちょっと違う。旧メカコレのヤマトの方が全体のバランスが自然に感じられる」
「じゃあ買わないの?」
「安いから買うと思うけど」
「結局買うのかい」
「旧ヤマトと新ヤマト買って並べるのが良かろう」
「ひ~」
ラリー §
「他のページはどうだい?」
「あからさまに要らないページと、それなりに読めるページの落差が大きいな」
「あからさまに要らないページって?」
「アニメゲームロボット系。おいらには要らないものだ。特にアニメ戦車系、アニメ艦船系。どんだけ実在兵器だろうとアニメの設定が絡んだ瞬間に要らなくなる」
「ひ~」
「おおむね、小さい、後ろ、モノクロというページの方が面白い傾向があるな。何しろ新製品紹介はカラーからモノクロに切り替わったところから面白くなった」
「ひぇ~」
「小林誠さんのページは凄く良かったぞ。たった2ページとは思えない濃さだ。さまかセブンまで出るとは思わなかった」
「セブンってどんな車?」
「車じゃねーよ」
「他には?」
「アルカディア号はもっと薄汚れた仕上げの方が良かったと思う。今のままだと綺麗すぎてつまんないよ。色の方向性は間違って無いと思うが」
「他には?」
- タイヤ背覆ったミニクーパーがいいね。あれは荷物を背負って走るアメリカ軍用車両みたいだ
- ノーズアートクイーンだ! (違)
- 51p ローレライだ!
- バトルスターペガサスだ!
- 日進の艦内に甲標的がちらりと見えるちらりズムがいいじゃないか。艦これ? それこそ要らない子だよ
「要らない子要らない子っていうけどさ。それでも載ってるよ」
「あくまで自分には要らないってことだって、他の誰かには違うってことだ。別の誰かはそれが欲しいから載っているわけだろう。雑紙は自分1人のためのものじゃない」
「じゃあ、問題はどこにあるわけ?」
「自分が楽しいページが値段相応の量存在すればそれで合格だよ。関心無いページがあるとしても、それはどうでもいい話だ。読み飛ばせばいい」
オマケ §
「ちらっと見えたが、UGUC∀か。実はちょっとこだわって昔の1/144∀のキットは複数買ったんだよね。スモーとか他のアイテムも買った。牛が付いてるMG∀も買ったことあるし」
「ヤマト無視して?」
「ヤマト無い時代だよ」
「なんで?」
「シド・ミードだからな」
「そこは重要?」
「もちろん重要」
「そのアイテムだけ興味があるわけ?」
「まあそれだけだな。あとはベアッガイIII以外はどうでもいよ。画面を見ても対戦しているガンダムのどっちがどっちだか分からない世界はもうノーサンキュー」
「いくらガンダムが売れるからって、ガンダムだけの世界はイミフメってことだね」
オマケ2 §
「レースカーはあまり興味が無い」
「なんで?」
「空飛ばないから」
「ぎゃふん」
「でも他に、同じ場所をぐるぐるまわっても面白くないってのもある」
「エンドレスは鉄道模型的に理想に遠いわけだね」
「でもね。WRCは同じ場所をぐるぐるまわらないので、そこは良いと思ったよ」
「じゃあ、この特集はいいのか」
「全ページ無条件で飛ばしていいとは思わなかった。一応全ページ見たよ」